今の若者は夢を持たない、やりたい事が分からない、などとよく言われます。昔と違って努力次第で何にでもなれる今の世の中、職業の選択も無限大にあります。社会に出る前に自分の進路を明確にできない学生が多いのも理解できるのではないでしょうか?いざ就職したがその仕事が全く自分に合っていなかった・・・と言う人も多いでしょう。
また社会に出て色んな経験を積んだ後、自分の目指したい道がようやく見つかったと言う人もいるはずです。そんな時代背景とともに、技術や専門知識を身につける「専門学校」があります。
今や専門学校への入学理由は、「大学に落ちたから」「なんとなく」という消極的な意識は薄れ、「資格を取りたい」「専門の技術・知識を身につけたい」といった意欲的な理由が増えている。 企業側も学歴優先でなく、技術や知識を持った人材を即戦力として求める傾向にあります。
数多くある専門学校の中でも、衛生分野は人気があるようです。「食」は人間には必要不可欠であり、いつの時代でも食に関する流行はつきません。
外食産業は多くの人間がかかわりを持ち、その分仕事も多いのです。 街を見ても一目瞭然、数多くのレストランやカフェが並び、コンビニエンスストアーも年々数を増し、その分お弁当の種類も数を増して多くの調理人を必要とします。料理人ばかりでなく、それに関する仕事を多様に学べるのが調理専門学校です。
調理専門、製菓専門と小さく絞った学校もあれば、調理に関する具体的な仕事に繋がる多くの分野をかかえる専門学校もあります。
栄養士科、調理科、日本料理部門、フランス料理部門、製パン部門、レストランオーナー部門など調理から経営、留学に至るまで自分に合ったコースで、より専門の技術を学べるわけです。
「食べる」と言う事は人間の基本であり、一番の思い出のシーンではないでしょうか?
誕生日祝いに家族で出かけたレストラン、好きな人と食べたディナー、忙しい合間に一息ついた一杯のコーヒー。 胸の奥に眠る思い出は、将来自分もそんな仕事にかかわりたいと思わせるのかもしれませんね。調理学校は人を喜ばせるすばらしい職業の第一歩ではないでしょうか。
専門学校というような短期で専門技術が学べるシステムがない時代は当然ありました。かつては料理の世界に入ろうとしたら、とにかくお店に入って下働きから始め、誰に教わるでもなく先輩の技術を盗みながら一人前になるというパターンでした。
しかし時代とともに専門学校ができて昔の形態はあまり見られなくなりました。現在は調理系の学校で料理の知識・技術を学んびレストランでプロとして働く、という方法が主流になっています。基本的な技術をマスターしていれば職場に入りやすいし、受け入れるお店の側にとっても一から教える見習いより、即戦力として学校卒業者を歓迎する声が増えています。
調理専門学校には目的別に様々な種類があります。最もよく聞かれるのは、調理師免許取得を目指す調理師専門学校。料理全般、栄養士、製菓、衛生概念まで広くを学び、卒業時に国家試験免除で調理師免許を取得できます。
日本料理やフランス料理、製菓、パテシエなどさらに専門分野に絞り込んだ勉強を目的とする学校もあります。料理全般を学び調理師免許を取得したい人、スペシャリストを目指して分野を絞って勉強したい人、それぞれ目的別に学校を選ぶ方法もありますし、1年目は基礎、2年目からは選択コースといった卒業したらすぐ即戦力になる力を身につけられるカリュクラムのある学校を選ぶこともできます。
「料理好き」にも色々あります。食べるのが好き、作るのが好き、日本料理が好き、アジア料理が好きなどなど。それでは、料理に興味があり、料理を仕事にしたいと考えた時、あなたはどんな立場で料理と関わり、どんな仕事をしたいと思いますか? 例えば、有名レストランで一流シェフとして働く、素材にこだわった有機野菜の店を経営する、ホテルのパテシエとして働くなどなど数え上げればきりが無いほど「料理」に関わる仕事は多様にありバラエティに富んでいます。
まず料理に関する仕事と言っても様々な種類があることを知りましょう。いきなり料理研究家になると言っても簡単になれるものではありませんが、その目標に向かって確かな道を選んで進んでいくことはできます。
レストラン、ホテル、結婚式場、企業の給食施設、病院給食などの調理部門、ホテルのソムリエ、パテシエ、パン職人、料理研究家、フードコーディネーター、料理学校の先生など、調理・料理を仕事とする場所は限りなく広がっています。
ある調査によれば外食産業の市場規模は30兆円といわれています。料理をつくるという仕事は日本人の生活と心を豊かにし、国を支える極めて重要な産業なのです。
人々の「食」への関心は衰えることを知りません。常に新しい「食」を求めているように思われます。そんな中、調理・料理の仕事も多様化してきています。
料理の技術を身につけていれば、あとは自分の努力と個性、そして創造性を持ってすれば新しい料理への道が広がる可能性を秘めているのです。
外食産業の分野とは違った所からでも調理・料理の仕事があります。食品メーカーの商品開発という仕事です。
スーパーで売られているカップヌードルなどのインスタント食品、冷凍食品、お惣菜、などの食品は食品メーカーが「売れるもの」「おいしいもの」「流行っている物」を追いかけ技術を結集して作り出したものです。その食品の商品開発で調理・料理の専門家の活躍の場があるわけです。
ここ最近「フードコーディネーター」「フードスタイリスト」という言葉を耳にしたことはありませんか?現代ではあらゆる事が仕事になります。 このフードコーディネーターもその一つで、まだまだ新しい分野で確立したものではないですが、食に関する様々な仕事をコーディネートする専門家の事を言います。
雑誌や料理本の企画、テレビコマーシャルの企画・スタイリング、レストランのテーブルコーディネートなどを仕事とします。 調理・料理の技術・知識はもちろん、あらゆる情報・創造性・センスのいる仕事ですが可能性に満ち溢れたやりがいのある仕事と言えるでしょう。
専門学校の中では、フードコーディネーターや、テーブルコーディネートを教えてくれる部門もあります。
独立とはレストラン・カフェを開く事だけではありません。専業主婦が家で料理教室を開いたり、フラワーアレンジメントも兼ねたテーブルのコーディネートをレクチャーするといったような活動が近頃話題になっています。 自分が先生になり、それを仕事とする訳ですから経営能力も必要となります。
セレブという言葉が流行していますが、料理教室でも高級食材を使ったり、豪華な食器を用いたりと日常では経験できないような空間を作り出したり、、、と経営者として時代の流れを読む事も必要です。 さらには料理研究家として本を出すまでに至る人もいます。
専門学校によっては独立・開業のための講義も行っているようです。