わが国でも地震は、毎日のようにどこかの地域において発生しています。 日本列島周辺には、4つのプレート(太平洋プレート・フィリピン海プレート・ユーラシアプレート・北米プレート)があります。プレートとは、地球表層を形づくる、厚さ100キロメートル内外の岩盤のことで、現在、地球表面は、大小十数個のプレートでモザイク状に敷き詰められています。このプレートが日本列島の下に沈み込んでいるため、プレートが互いに争って地震が発生するのです。
ところで地震が発生した際によく、震度が報告されます。震度は、10種類あり、たとえば、震度0は、人が揺れを感じない度数とされています。震度1になると人が静止している状態であると揺れを感じる度数とされ、屋内にいると大半の人が揺れを感じる震度は、3以上の地震とされています。
わが国の既存の建築物の中でも1980年以前に建築されたものについては、旧耐震基準で建築されているため建物自体の崩壊の危険性があり地震による被害を受けやすい構造になっているともいわれています。また現状では、すでに老朽化が進んでいる建築物もありますが、中には地震による耐震補強改修が行なわれている場合もあります。
よく“災害は、忘れかけた頃にやってくる”と言われていますが、皆さんは、日ごろから入念に地震対策を行っていますか?ここ最近、世界中で数年一度の割合で大規模地震が発生しており、大きな被害をもたらしています。私たちは、世界の諸外国の人々と比べて災害の危機管理に鈍いとも言われています。大きな地震が起きて警戒が発令されれば人々の心理的は、動揺します。また、公的機関がストップされればなおさら正しい情報がつかみにくい状況になり人々を困惑させることもあります。
今の現代科学においても地震は、食い止めることはできないわけですから、地震大国日本に住む私たちは、日ごろから地震に対しての危機意識を持ち、いつ、何時地震が発生しても慌てないように地震による被害を最小限に抑える努力を常日頃から行っておくことが肝要です。あなたは地震災害から身を守る対策を行っていますか。
最近、頻発している地震を含めた自然災害は、地震大国である日本に住む私たちにとっても、もはや他人事ではなくなっている状態です。日常の生活の中で必要な備えを行わなければいけないところに直面していると言っても過言ではありません。
地震対策のひとつである耐震補強は、既存建築物で、耐震性能を向上させるために行う工事のことを表します。地震災害軽減のための耐震補強には、建築物の耐震性能を向上させるため基礎を補強したり、地盤を改良したりするなどがあります。たとえば地盤改良の場合、地盤が軟弱であれば、建築物の杭に予想以上の力が加わり破損、地盤の液状化により建築物の沈下や傾斜する恐れもあります。また、1980年代以前に建設された建築物については、地震時水平力を考慮しない設計が行われてきたため現時点で劣化が激しい建物などについては特に注意が必要です。
そのほかにも私たちが家庭内で行うことができる耐震補強には、大型家具や大型電化製品などの転倒・落下防止などがあげられます。これらのものについての配置については、地震による被害できるだけ少なくするための対策を考えておく必要があります。大型家具は、なるべく壁に固定し、支え棒やL字金具でしっかり固定、両開きのものについては軽度な揺れでも扉が開くことがありますので止め金具を付けます。
室内の転倒・落下防止を行うこと以外にも地震に遭った時に具体的にどのように対処できるのか、あるいはどのようなことに気をつけるべきなのかを考えておくことも大切です。
地震対策を行なっていく上でいろいろな用語が出てきます。ここではよく使用される用語をご紹介致します。
“江戸時代末期ごろからナマズが大きく暴れると地震が起こると言い伝えられています。 ナマズは、淡水魚でわが国においても全国各地に生息しています。ナマズは、主にアジア(中国大陸や朝鮮半島など)を中心に生息しています。
ナマズの背面・側面には、毛穴のようなくぼみ(雲形斑紋)があります。この雲形斑紋は、電気を感じることができます。同じ淡水魚と比較してもナマズは、約100万倍鋭い感覚を持っているともいわれています。人間には察知できない鋭敏な感覚で微妙な地震の前兆現象を捕らえています。 また、ナマズ以外の動物についてもその感覚というものは、人間の感覚より優れたものを持っているとされています。私たち人間も、日頃から地震に対する心構えを持ち、地震が発生した時には、被害を軽減できるように備えておく必要があります。
近年、わが国においても度重なる地震の影響で地震をはじめとする災害対策について見直されてきています。地震対策には、予防対策や応急対策などがあります。たとえば、地震発生時に私たちが的確な判断に基づき行動できるように防災知識の普及を図ることも予防対策のひとつにあげられます。応急対策は、地震による被害を最小限に抑制するための、二次災害防止につながる対策です。
今日では、地震などの災害に向けて約70%の人が何らかの対策を講じていますが、実際に避難場所を確認したり、住居内の安全を図ったりしている人はその中の約30%にすぎないという結果もあります。このようなことから世界の諸外国と比較してもわが国の災害対策における意識の低さが伺えます。つまり現状として私たちは、地震などの災害は、不安を感じながらもなかなか行動に移せないということがわかります。
地震による被害を最小限に止めるため、建築物の耐震性の強化していくことも大切ではありますが、今の私たちには、普段から地震に関する有効な知識を深めて、意識を高めることが必要なようです。