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害虫駆除

害虫を駆除する

害虫というと、何を想像しますか?一般に害虫とは、人間や家畜、農作物、樹木、建築物などに害を与え、直接、間接に人間に不利益をもたらす虫のことを指します。あくまでも人間に、です。(彼らは単にこの世に生を受け、生物本来の生存要求にしたがって生きているだけだからです)

最近害虫が増えている傾向のようです。環境問題が世間で多く取りざたされるようになってから、人間は環境に優しいことを考えるようになりました。農薬使用の減少、住宅用建材に含まれる有害物質の減少など。しかし人間=生物に優しいということは、生物すべてにも優しいということがいえます。ホタルなどの復活のニュースを耳にしますね。安全なものは害虫にも安全、快適なものは害虫にも快適なのです。

また生活環境の変化も要因のひとつになっています。昔の家は気密性が低く、湿気などがたまりにくかったのですが、現在ではプライバシーや日中不在、エアコンの使用などで窓を締め切りにしたりするので、どうしても湿気が多くなります。そうなると害虫にとっては住みやすい環境になるため、害虫の数も増えてきます。そして、害虫駆除が必要となります。

さあ、この増え続ける害虫とどう付き合っていくか、考えていきましょう。

ハチ

日本国内に約3,000種が生息している害虫です。その中で人を刺す主な種は16種のスズメバチ類、11種のアシナガバチ類、2種のミツバチ類です。ハチの武器は、なんといってもあの強力な針です。この針は、卵を生むための管なので、刺すのはメスだけです。スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの仲間が刺すのは主に護身と巣の防衛のためです。ですから大切なことはとにかくハチの巣に近づかないことと、ハチをびっくりさせないことだといえるでしょう。

スズメバチ

日本最大のハチで巣を守る本能が強く、興奮すると集団で人を攻撃します。大形の丸い巣を作り、夏の暑い時期に特に活発に活動します。秋になり餌が不足してくると攻撃的になります。毒性が強く、痛み、発赤、腫脹を起こし、人によってはアナフィラキシーショックにより死亡する事があります。日本全国では、毎年20〜30人もの人がスズメバチに刺され死亡しています。従って、刺されたら大変危険ですので、家に巣を作られた場合は迷わず害虫駆除専門業者に駆除依頼をしたほうが良いでしょう。山や森で遭遇してしまったら騒がずに巣から離れましょう。巣から3m以上離れれば取りあえずは襲われる可能性が減ります。また山に入る場合は黒っぽい格好は避け、香水や石鹸などの匂いをつけるのもやめましょう。

ミツバチ

棘ハチ類の中では一番おとなしい種で、ミツバチの毒針には逆向きの棘がついているため、刺したら腹端とともにとれて、腹部の中身が出てしまうので一度しか刺すことができません。ですから巣を攻撃したり手で握るなどしなければほとんど刺されません。むやみに駆除する必要はないでしょう。毒も弱く駆除も簡単そうですが、以外にも殺虫剤にはスズメバチやアシナガバチより強いようです。また、巣の中の蜜の処分も大変ですので、もし駆除するのであれば、害虫駆除専門業者に頼む方が良いでしょう。

アシナガバチ

攻撃性はスズメバチより弱くこちらから手出ししなければ刺される事もそんなにないでしょう。アシナガバチは樹木害虫の毛虫を捕食します。巣も1年限りでなくなりますし実害がなければ放っておいても良いでしょう。もし、駆除の必要がある場合は、やはり刺されるという危険がありますので、本来は害虫駆除専門業者に頼むのが良いでしょう。しかしどうしても自分で駆除するという場合は夜間、白っぽい厚手の服装、手袋、帽子やヘルメットを着用して、光はあてず行って下さい。危険を感じたら無理せず、逃げてください。

ゴキブリ

ゴキブリは約3億年前から生き続けているたいへん古い昆虫で、シロアリと親戚関係にあります。驚異の繁殖力を誇り、日本のゴキブリ総数は約236億匹と推測されています。ゴキブリ繁栄の理由は雑食性、旺盛な繁殖力、弾力性に富む体、強い脚力、鋭い感覚、飢餓に耐える生理機構などにあります。

ゴキブリはあらゆるものを食る害虫です。丈夫なアゴで、人間にとって硬いものでも、いとも簡単に食べてしまいます。これは何ともおぞましい話なのですが、25年ほど前に、動物園のゾウガメの甲らのすきまにゴキブリ一家が住みつき、カメのせなかの肉や骨を食べあらしていたそうです。油断もスキもありません。

ゴキブリは夜行性の害虫で、昼間は暗い所で群がって潜んでいますが、夜になるとどこからともなく活動を開始します。脂ぎった汚い体で家中どこでも現われます。中でもゴキブリの好む場所は、キッチンです。何故なら、ここには水と食べ物がたくさんあるうえ、かくれ家となるガスコンロの裏、湯わかし器、冷蔵庫の後ろなど暖かくて暗い所がたくさんあるからです。汚い体で食器に触れたり、食べ物をかじったりします。

ゴキブリ駆除方法ですが、まず、食べ物、生ゴミなどゴキブリのエサとなるものはそれぞれきちんとフタ付の容器にしまいましょう。また、使った食器 や調理器具は洗って水を切りゴキブリが触れないようしまっておきましょう。ゴキブリ予防は清潔さを保つ事が重要です。食器棚や流し台の下、排水溝なども掃除してきれいにしておきましょう。ゴキブリは水の無い所では生きて行けません。ですから、キッチン周りなど水を使う場所は布巾などで拭き、なるべく乾燥させておきましょう。発生する原因を押えてから、ゴキブリトラップを仕掛けてください。ゴキブリは驚異的な繁殖力と生命力です。トラップにかかるゴキブリの数があまりにも多いようでしたら、害虫駆除業者に駆除を頼むのがよいかもしれません。

アリ

イエヒメアリ

黄褐色のイエヒメアリは、土がなくても、人家に巣をつくり、屋内性のために最近は集合住宅で数多くのイエヒメアリの被害が出ています。マンションでも壁紙の裏やタンスの裏などちょっとした隙間に巣を作り、次々に分巣をしどんどん繁殖するので、気が付いたら家のなかはアリだらけ…ということもあります。そして、エサを求めて室内を歩き回るので大変不快になります。まれに人をかむ害虫です。

イエヒメアリの駆除

まずは、イエヒメアリのエサとなるようなお菓子や乾物等の食べ物はきちんと封をしてしまいましょう。食べカスなども残さない様にきちんとそうじしてください。駆除用の薬剤では、遅効性の殺虫成分が配合されている毒餌を、働きアリが巣に持ち帰り、それを巣穴全体のアリに食べさせる事により巣を全滅させるという、効果的な業務用の害虫駆除薬剤がでているようです。誘引剤と遅効性の成分を配合しているのでイエヒメアリにも効きます。それを、イエヒメアリの通り道や部屋への侵入口を見つけ良く見かける場所に設置してください。イエヒメアリはひとつの集団に複数の女王をもち頻繁に分巣を繰り返します。すでに巣が広がっている場合は全ての巣を駆除する必要があります。全てを駆除するには時間と根気が必要ですがあきらめずに頑張って下さい。

シロアリ

シロアリは多数の個体が集団をなして生活する害虫である。家族には女王、王、副女王、副王、働きアリ、兵隊アリ等がいて仕事を分担しあっています。シロアリは、昔ゴキブリから分化したものといわれ、いわばゴキブリの親戚にあたります。ですから好き嫌いなしの大食漢です。シロアリといえば木材の害が有名ですが、布、紙類はもちろん、コンクリート、ゴム類、ビニールなど、なんでもかじってしまいます。シロアリを見つけたら、注意が必要です。きっと家のどこかにシロアリの巣があります。できるだけ早く退治しましょう。なぜなら、シロアリは増えるスピードが恐ろしいほど早く、退治が遅くなると、被害も大きくなるからです。またシロアリは、長生きする害虫として有名です。はたらきアリで数年、女王アリだと30年近くも生きているものもいるそうです。

シロアリの駆除

駆除用の薬剤が市販されていますが、害虫の数が多いのと、繁殖力が強いのとで、素人が太刀打ちできるものではないと思われます。市販の駆除用の薬剤は一時的な気休めにしかならないでしょう。大事な家が手遅れにならないよう、一刻も早く業者に依頼して害虫駆除するのがよいでしょう。

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