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ラーメン

日本人にとってラーメンは朝、昼、夜どの時間に限らず食べたいと思わせる魅力ある食べ物です。ラーメンとラーメン屋さんの歴史とは結構あやふやなものでありますが、最初に日本で確認されたのが1665年、徳川光圀が、中国より招いた儒学者・朱舜水が光圀の接待に対して自分の国の汁そばをふるまったことが始まりです。しかし、この中華麺が広く庶民に広がることはありませんでした。

1872年、明治維新により、開国された港町に中国人街が出現し、数件の中華料理店が営業を開始しました。

1884年、函館「養和軒」にて“南京そば”というメニューがあり、函館新聞に広告が載せられた。これが日本で正式に中華麺が宣伝されたきっかけとされています。その後、日本全国で中華料理店が増加していき、地方によってその風味、形、とさまざまに色を変え、現在のラーメンへと定着しました。

ラーメンとは、拉麺と書き、手で引き伸ばして作る麺という意味があります。現在日本で食されているラーメンは中華料理ではありません。中華の汁そばを元に出来ていますが、全く日本独自のものとなっています。

ラーメンは“ラーメン”と名づけられるまで、『支那そば』、『中華そば』と呼ばれていました。ラーメンと呼ばれるようになったのは、1953年に初のインスタントラーメンを発売した日清がその商品名に“チキンラーメン”と付けて発売したところその革命的な商品が日本全国で爆発的人気を呼び、その後、中華麺を含め“ラーメン”と呼称されるようになったと言われています。

現在もラーメンは日本全国で人気があり、TVや雑誌で季節を問わず特集されるほど馴染み深いものとなっており、人気のあるラーメン屋などでは連日行列が出来ているほどお客がならんでいるなんて日常茶飯事の出来事のようです。

ラーメンブームがますます加熱している昨今でありますが、近頃、日本のうどんや韓国冷麺といったアジアンヌードルが注目を集めています。

その中でもやはり人気が高いのがラーメンです。ラーメンの魅力は、手軽に食べることができて頻繁に食べても様々な種類があるため飽きないというところに尽きるでしょう。ここ浅草でも、ラーメン屋さんは人気の食事スポットとして脚光を浴びているようです。

ラーメン嫌い

ラーメンと言えば、「誰でも好きな食べ物」と言われる程、ラーメン嫌いの人はいません。もちろんご存知の通り、ラーメンには様々な種類があり、中には独特の風味を持つラーメンもありますから、あまり偏った味のラーメンになると苦手な人も出てきますが、基本的に「嫌いな食べ物はラーメン」と答える人はいません。

その証拠に、インスタント食品の世界において、ラーメンとはいつでもトップの座に居座る程の人気ぶりを見せています。現代において、様々な料理のインスタント食品化の研究がされているのにも関わらず、新商品が宣伝されているのは、専らラーメンだけのような気がします。ラーメンの需要は、半端ではありません。ラーメン屋もチェーン店を含め、近年になり多く進出し、ラーメンが手近でどこででも食べられるようになりました。それだけ人が、ラーメンを極めているという事です。

それ程、ラーメンとは誰もが好きな料理であり、ラーメンに病みつきになる人も多々います。

「ラーメンに病みつき」という言葉が出ました。実は、ラーメンには、人を病みつきにさせる力があるのです。人間の味覚には、甘味・塩味・苦味・酸味、そして近年になって発見された「旨味」という基本構造があります。ラーメンはこの旨味成分が、トップクラスを誇る程持ち合わせています。この旨味成分が豊富にある、と言う事は、「絶対に美味しい」と脳自身で感じるのです。「絶対に美味しい」と感じれば、病みつきになります。ラーメンに病みつきになるのは、「絶対に美味しい」からです。

意識的に、「ラーメンは美味しい」と思わなくても、例えばラーメンを取り上げたテレビ特集番組を見ていたら、過半数の人が「ラーメン食べたいなぁ」と、今度は意識的に感じるでしょう。それはラーメンがいつの間にか、病みつきになっている証拠でもあります。

ラーメンは近年になり、個性的なラーメンが出現しています。100店舗のラーメン屋があれば、100店舗とも違う味を持っています。ラーメンに人は魅了されています。それを人自身が知っているため、人はラーメンを極めます。

これからもラーメンは多種に出現し、私たちを魅了してくれるでしょう。とは、言いつつ、自分の中の最高のラーメンを探してこれからもラーメンを食していくのが人間です。ラーメンにまだそれ程興味が無い人は、是非、これからラーメンに魅了されて頂きたいと思います。

ラーメン麺

ラーメンの麺は、太さや色については様々であるといわれています。例えば、今やご当地ラーメンで有名な喜多方ラーメンは幅広い太めの麺、博多ラーメンは細い麺というように地域ごとの特徴も出ています。

ラーメンの麺は基本的には小麦粉にかん水を添加してこねたものであります。現在天然かん水は不純物が多くて食品衛生上、使用できないこととなっています。よって炭酸カルシウム、炭酸ナトリウムを含む製品が使用されています。ラーメンの原料であるかん水を添加することによって独特の色やコシ、食感などが生まれてくるのです。このかん水は高濃度水溶液の状態で約1カ月以上熟成させて使用することで天然のかん水に近い味に仕上るともいわれています。またかん水を使用しないものはラーメンとはいえません。

ラーメンの製法として、まず材料(小麦粉など)を混ぜてこねていきます。よくこねられた材料は、めん塊となり混ざり合ったところで熟成させます。 その後ローラーを通して延圧し、めん帯(帯のように平らになったもの)作ります。そして再度延圧します。この延圧はだいたい2〜3回行われることが多いようです。

またラーメン麺には、麺を伸ばして細くする方法と、折り畳んで切る方法があります。中国ではこの折り畳んで切る方法(切麺)が主なようですが、日本では麺を伸ばして細くする方法が主流なようです。

ラーメンスープ

ラーメンの麺にもいろんなタイプの麺があるようにスープにも醤油・味噌・塩などの種類があります。たとえば有名なところとして、北海道の札幌ラーメンの味噌ダレは味噌をベースに醤油とゴマ油を加えています。塩ラーメンは基本スープに魚介類や昆布が入っています。醤油ダレは豚骨と魚から取った濃厚なしょうゆ味のスープです。九州の博多ラーメンはもう皆さんもご存知の通り、豚骨をベースにした白濁したスープが特徴です。ラーメンのスープは地方によって独特のスープの味を出しているともいえます。

ところでスープが命ともいわれるラーメンのでき具合は、醤油ラーメンを食べてみればわかるといいます。一番味をごまかすことができないというところからそのように言われるそうです。また白濁したスープと澄んだスープの違いは何にあるのかご存知ですか?使用する材料は、そう変わらず、スープを作るときの火力の違いにあるのです。豚骨スープは強火で、長時間加熱するという具合です。

麺とスープは相性があるともいわれています。参考でありますが、細麺は麺の縮れ度合いの多いほうがあっさり味のスープに絡むとされ、太麺はややストレートでこってり味のスープの方が相性は合うようです。

一杯のラーメンは、ラーメン職人と呼ばれる人たちが、美味しいと満足げに食するお客様のことを考えながら、熱心に愛情を込めて作っています。

ラーメンアレコレ

日本には全国で約20万店のラーメン屋があり、ラーメン消費量は年間20億食以上とも言われています。現在、日本はラーメン大国といって良いでしょう。一言で「ラーメン」といってもスープの種類、麺の種類、具材の種類などのバリエーションが多数あり、日本各地で独特のご当地ラーメンがそれぞれ発展してきました。南は博多のとんこつラーメンから北は札幌みそラーメンまで、さまざまな種類のラーメンが生まれてきました。

また、その人気度から地域活性化の柱としてラーメン屋が取り上げられることも多々みうけられるようです。

ラーメンの魅力

子供から年配の方まで、性別、地域、季節を問わずこれほど愛されているラーメンは、国民食といっても過言ではないでしょう。その魅力は、手軽に食べられ、誰にも抵抗の無い普遍的な味がすることだと考えられます。また、ラーメンは注文してから出てくるまでが早いので、食事の時間を節約できる利点もあります。。その上、多少豪華なラーメンを食べても1,000円でお釣りがくるチープさも、大きな魅力といえるでしょう。

ラーメンと健康

一般的にラーメンは高カロリーで太る食べ物と考えられていますがアメリカなどでは、ラーメンをダイエット食の範疇でとらえているようです。醤油味のシンプルなラーメンなら一杯のカロリーは、500〜600キロカロリーです。これは、お寿司一人前や鍋焼きうどんに相当するカロリーです。ちなみにハンバーグ定食や、エビフライ定食だと700キロカロリーを越えてしまいます。

ラーメンの真価は、上に載せる具によって自由に栄養バランスを整えることが出来る点にあります。食べすぎを避けながら栄養バランスをとることが老化を防いで健康に暮らすための基本であることを考えると、1品で変幻自在に栄養のバランスを取ることの出来るラーメンは優れた健康食と言えます。

ラーメンが太る原因として捉えられるのは、呑んだ後の締めにラーメンとか、小腹が空いたのでおやつに食べるなど、3度の食事以外に食べることが多いからと考えられます。ラーメンそのものよりも、食べ方に原因があるわけです。


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