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中国茶器

本格的中国茶器で美味しい中国茶をどうぞ!

今、中国茶がブームです。ペットボトルや缶で飲んでいた烏龍茶とは違う、本物の中国茶の世界がブームです。中国茶の華やかな香りと味、中国茶器を用いた独特のお作法。今、日本では中国茶と中国茶器に魅せられる人々が急増化しています。

中国茶と言えば、烏龍茶というイメージを捨てきれない方も少なくはないかも知れませんが、実に様々な種類があるのです。緑茶、白茶、黄茶、紅茶、黒茶、そして青茶。烏龍茶に代表される青茶は、熟練の技によって複雑な工程で作られるお茶です。黒く固い茶葉が青光りして見えることから青茶と呼ばれています。花のような独特の甘い香りと味があります。それでいて後味が爽快で、スッキリとしています。リフレッシュしたい時はもちろん、胃に刺激を与えて食欲を増進させたり食後の胃腸の調子を整える効果もありますので、油分の多い料理の後や二日酔いにもおすすめのお茶です。

そんな青茶の美味しさをより引き出すために、ぜひ中国茶器を使ってみてください。中国茶器の中でも、青茶に合うのは陶器の茶器です。陶器の茶器を使って入れたお茶は、色・香り・味の全てがまろやかで美味しいお茶になるのです。中国茶器でお茶を入れるというと、手順がいろいろあって複雑そうに思えますが、実はそうではないのです。一度、中国茶器を使ってみて下さい。その手順のシンプルさに驚かれることと思います。とても簡単な手順ですので、2度目に中国茶器を使う時には、きっとマスター出来てしまうハズです。簡単に手軽にマスター出来る上、お茶がより美味しくいただけるので、おもてなしにもピッタリです。

中国茶器の歴史

中国茶器を中国語で書くと「茶具」となります。

このお茶を楽しむための道具「茶具」がたどってきた歴史をまとめてみました。

中国茶器が登場したのは、前漢の時代とされています。今から2000年以上も昔の時代から、中国茶器が使われていたのです。ですが、この頃の茶器はとても高価なもので、金や銀や玉を材料に作られたものでした。数百年後、晋から唐の時代になって青磁器や白磁器の茶器が主流へと変化します。唐の時代になって、陶磁の茶器が多く作られるようになり、宋の時代にかけて製陶の技術が向上していきます。そして景徳鎮の磁器が登場します。また、闘茶(とうちゃ)という飲んだお茶を当て合うという遊びが流行し、黒釉茶碗も愛用されました。明の時代になり、紫砂茶器の製造が盛んになります。この紫砂茶器は、現在に至るまで高い評価を得ています。

紫砂茶器の特徴

中国茶器の中で最高の茶器とされているのが、紫砂茶器(しさ茶器)です。この紫砂茶器が、お茶を入れるための最高の茶器とされる理由は、その土(泥)にあります。

中国江蘇省宜興市丁蜀鎮の紫紺色の特殊な陶土を使って焼いた紫砂茶器には、開口気孔と閉口気孔という2種の気孔(穴)ができます。開口気孔は壺本体の周りに集まって出来、閉口気孔な内部に出来るのです。これらの気孔が、お茶を入れたときにお茶のあくや渋みを吸収してくれますので、紫砂茶器で入れたお茶は、色・香り・味の全てがまろやかで美味しいお茶になるのです。また、保温性にも優れていますので、お茶をよりおいしく長く味わうことが出来ます。また、釉薬を使わない陶器でありながら磁器と同じくらいの硬度があり非常に丈夫であるという特徴もあります。

紫砂泥が作り出すといわれる数十種類の色が精巧な作り、多彩なデザインの魅力と合わさって、紫砂茶器は、昔から珍重されてきたのです。

雪峰高山茶の入れ方

中国茶といえば、中国茶器を使った入れ方がクローズアップされていますね。ここでは、本格的に中国茶器を使った雪峰高山茶のおいしい入れ方をご紹介します。

まずは、茶壺(ちゃふ)を使った、入れ方をご紹介します。

  1. 茶壺にあらかじめ熱湯を注ぎます。
  2. 茶壷のお湯を茶海に移します。
  3. 茶海のお湯を茶杯と聞香杯に移す。このように茶器全体を温めておきます。
  4. その茶壺の上から熱湯をかけて蒸らします。
  5. 茶壷のお茶を茶海に移します。
  6. 茶海から聞香杯にお茶を入れ、香りを楽しみます。
  7. 続いて、茶杯に濃さが均一になるようにお茶を少しずつ注ぎ分けます。
  8. 2煎目以降は、蒸らしの時間を長くします。

次に、蓋碗(がいわん)を使った、雪峰高山茶のおいしい入れ方をご紹介します。

  1. 蓋碗にあらかじめ熱湯を注いで温めておきます。
  2. 温めた蓋碗に茶葉を入れます。
  3. 蓋碗のへりに沿って静かに湯を注ぎます。
  4. 茶葉が底に沈むまで、蒸らします。
  5. 蓋碗のままで飲む場合は、蓋を少しずらして茶葉が口の中に入ってこないようにします。
  6. 茶海や茶杯に移す時も、蓋を少しずらして茶葉が出ないように注ぎます。

中国茶器の手入れ

購入したばかりの新しい茶器は、洗うだけでなく一度煮沸しておくと、土の目が引き締まり汚れなどがつきにくくなります。また、頑丈にもなりますので煮沸は必ずしておきましょう。お茶の出がらしなどで煮沸すると、新しい茶器の土くささがなくなり、おすすめです。煮沸後は自然に冷めるまで待ちます。

普段のお手入れは、台所用洗剤で洗います。丁寧にぬるま湯を使って洗いましょう。最後に熱めのお湯で流すと乾きが早くなります。十分に乾燥させたら、湿気をさけて保管します。茶器専用の収納箱があると便利ですね。

また、中国急須の茶壺に関しては、洗剤などで洗わず、水洗いと布拭きでお手入れします。それは、茶壺は育てるものだからという理由からです。中国語には「養壺(ヤンフウ)」という言葉があります。意味は「茶壺を育てる」ということ。毎日、お茶を入れるごとに茶壺には茶渋が付いて、新品には無い独特の色合いになってきます。と同時に、茶壺がお茶の成分や香りを吸収して、長い年月の中で、完成した茶壺と成長していくのです。特に紫砂茶器は多くの気孔があるために、お茶の成分や香りを吸収しやすいので、毎日お茶を入れて大切に育ててあげましょう。

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