コンテンツ

生活習慣病

生活習慣病として挙げられる病気には、肥満や高血圧のほか、骨粗しょう症、ガン、アルコール性肝疾患、糖尿病などがあります。いったん生活習慣病にかかってしまうと完全治癒が難しい病気もありますが、生活習慣が骨粗しょう症、ガン、高血圧などこれらの病気を引き起こしているということは、言い換えると、生活習慣を見直し、改善することで、これらの生活習慣病の発症を予防し、進行を抑えることができるということです。

私たちの日常は、習慣の繰り返しです。基本的に、「眠る」「食べる」「動く」といった習慣は共通していますが、それらを「いつ」「どのように」「どれくらい」繰り返すかによって、それぞれの身体が受ける影響は異なります。その結果、私たち一人ひとりの健康に違いが生じてくるのです。

不規則な食生活や運動不足、ストレスを受け続けるなど、身体にとって好ましくない習慣(環境)が続いた場合、それらが誘因となって、私たちの身体はさまざまな病気にかかりやすくなります。このように、生活習慣が原因で発症・進行する病気を総称して、「生活習慣病」と呼びます。

生活習慣病の多くは、その初期には自覚症状が現れにくく、何らかの症状を感じるようになったときには、かなり病態が悪化している場合があります。けれども、病気の兆候や進行具合は血液検査のみで明らかになることも少なくありません。生活習慣病が発症・進行するのを防ぐためにも、年に一度は健康診断を受け、専門医の指示を受けましょう。

生活習慣病を予防する

あなたの自覚している好ましくない生活習慣はありますか?健康診断によって明らかになった病気の兆候や身体の不調はありますか?自身の日常生活における問題点がわかったら、さっそくその問題を改善していきましょう。以下に挙げるのは、生活習慣病を引き起こさないための7ヶ条です。

  • 規則正しい食生活を心がける
  • 毎朝、朝食を摂る
  • 飲酒はほどほどにする
  • 喫煙をしない
  • 適度な運動を習慣化する
  • 十分に休養して、身体に疲れを残さない
  • ストレスをためない

生活習慣病に限らず、その他のあらゆる病気を予防することにもつながるため、この7ヶ条を念頭に、健康な身体づくりをはじめてみませんか?

生活習慣と肥満

近年、「生活習慣病」を危惧する声が高まっています。生活習慣病とは、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が原因となって起こるさまざまな病気の総称です。この生活習慣病、実は「肥満」が引き金になっていることがあるのです。

肥満とは、過剰なエネルギーが脂肪に変えられ、皮下脂肪などの脂肪組織に必要以上に蓄えられてしまった状態を指します。ある程度の脂肪の備蓄は、病気などから体を守るために必要ですが、多すぎるのは問題です。

肥満の原因

「肥満は生活習慣病の引き金になりやすい」との見解は確かなようですが、実は、肥満そのものが生活習慣病であることも否めません。生活習慣の乱れや運動不足、日常的に受けるストレスが蓄積されると、自律神経のバランスが崩れて、体内の脂肪の燃焼と貯蔵をコントロールしている交感神経の働きが低下します。脂肪が燃えて熱に変わる機能が落ちることでやせにくくなり、結果として肥満になってしまうのです。

つまり、生活習慣を改善すれば、肥満を予防・改善することができるのです。規則正しい生活リズムと食生活を心がけ、適度な運動で身体を動かすことは、何より大切なことといえるでしょう。また、ストレスを解消できる場があることも、直接的ではないにしろ、肥満を予防することにつながるといえます。肥満の先にある重大な生活習慣病から大切な身体を守るためにも、日々の生活習慣を見直してみませんか?

生活習慣病-高血圧とは

生活習慣病である「高血圧」とは、心臓から血液が全身に送り出される際の圧力が、常に基準値よりも高い状態のことをいいます。血液の送り出される圧力が高いと、血管は常に刺激され、傷みやすくなります。また、高い圧力で血液を送り続けている心臓にも負担がかかります。

一般的によく見られる生活習慣病である高血圧の症状としては、頭痛、めまい、肩こり、むくみ、動悸などが挙げられますが、これらは高血圧以外の要素を原因として起こる場合もあるため、自分が高血圧であると自覚する人は少ないようです。

実際、定期健診などで高血圧を指摘されても、自覚症状がないために、そのまま放置する人が少なくありません。そうして知らぬ間に生活習慣病である高血圧は進行していくのです。多くの場合、高血圧に気づくのは動脈硬化などの合併症が起きたときですが、そのときには高血圧がかなり進行しているといわざるを得ません。

日本人と高血圧

日本人の「国民病」ともいわれる高血圧ですが、近年、高血圧症の人口はますます増加傾向にあり、特に若年層での高血圧症患者の増加が目立っています。現在、30歳以上の日本人の約半数が高血圧(140/90mmHg以上)で、年齢が高くなるにつれ、その割合はさらに増えていきます。いったいなぜ、日本人には高血圧の人が多いのでしょうか。

考えられる要因のひとつに、過剰な食塩摂取が挙げられます。食塩の摂りすぎが高血圧を招くことは多くの研究で実証されています。漬物、味噌、しょうゆなど、日本人の食生活は伝統的に食塩を多く摂取する傾向があるため、なるべく食塩を摂り過ぎないような食生活を心がける必要があります。特に、家族に高血圧の人がいる場合は、高血圧になりやすい遺伝子を持っている可能性もあるため、注意が必要です。

このほか、肥満や運動不足、過度なストレスも高血圧と深い関わりがあるといわれています。これらは、現代人の多くに心当たりのある因子だといえますから、身体に優しい生活環境を整え、大病を招く高血圧にならないよう気をつけましょう。定期的に血圧を測り、その変化に注意を向けることも大切です。

骨粗しょう症はイソフラボンパワーで

生活習慣病でもある骨粗しょう症は、女性が閉経を迎える50歳前後(更年期)に発症することが多い病気です。骨粗しょう症の原因は、更年期に入るとカルシウムを調整する女性ホルモン、エストロゲンの分泌が激減することです。また最近では、カルシウムやビタミンDの摂取不足、運動不足、過度のダイエットなど、好ましくない生活習慣が原因で、若年層にも骨粗しょう症患者が増えています。

こうした状況の中で、今、大豆から抽出される成分「イソフラボン」が注目を集めています。イソフラボンは、その分子構造がエストロゲンのものと似通っているため、イソフラボンは骨粗しょう症の多い女性にとって心強い味方といえるでしょう。

生活習慣病とガン

誰もがその脅威を知る生活習慣病、ガン。私たちの身体を蝕み、治療には困難をともなうことが多いガンですが、もともとはたった1個の小さな細胞でしかありません。通常、1つの細胞が癌化しても免疫システムによって異物と判断され、破壊されるので、ガンになることはありません。ところが、病気やストレス、不規則な生活習慣によって免疫システムが低下すると、癌化した細胞を破壊することができないため、ガン細胞が増殖してしまうのです。これがガンの始まりです。

ガンの予防と治療

1980年代以降、日本人の死因のトップは「ガン」です。そして、急速な高齢化にともない、その数はますます増加傾向にあるといわれています。ガンの脅威から大切な身体を守るためには、どうすればよいのでしょうか。

何より大切なのは、規則正しい生活リズムと食生活を守ることです。こうした生活習慣を改善するだけでも、生活習慣病、ガン発症のリスクはかなり低下すると考えられています。飲みすぎ、食べすぎ、喫煙などは控え、身体に負担をかけない生活を心がけましょう。

また、ガンを発症しても、早期発見・早期治療で元気な身体を取り戻すことも不可能ではありません。ガンの治療においては、ガン細胞そのものの切除と、再発や転移を防止するための薬物療法などが一般的ですが、そのガン治療には副作用をともなうことがあるため、専門医とよく相談の上、自分にあった治療法を選択することが大切です。

コンテンツ