コンテンツ

子供の健康

子供の健康を考える

少子化の一途を辿る現代の日本。子供は年々貴重な存在となり、その小さな肩には大きな期待が重い荷物となって乗っている現状です。子供はほしいが経済的に余裕が無い。子供ができたら仕事を辞めなければならず、家計が成り立たない。安心して家族を作れない、生きにくい日本に変わってしまいました。家族形態も昔とは違い、おじいちゃんおばあちゃんのいない家庭も多いようです。その中でどう健康な子供を育てていくか。

子供の健康に関しての情報はインターネットや専門雑誌などで数多く得る事ができますが、初めて子育てを経験する母親にとってその知識はどれほど役に立つものでしょうか?

本で見たとおりのマニュアル通りの子育てになっていないでしょうか?一人子育てに悩む母親も増えています。身近におばあちゃんや子育て経験者がいればどんなに心強いことでしょう。人とのコミュニケーションを忘れず、母親が健康な状態で子育てする事が子供にとっての健康につながるのです。

大人の都合で育つ子供達の健康

近年、子供の体力・学力低下が叫ばれています。テレビゲームや習い事、現代の日本には楽しくて簡単に手に入る遊び道具が多くあります。 それを子供達にどう与えるか、大変難しい選択を親はしなければなりません。昔と比べて子供を育てにくい環境にあるのが事実です。

そんな中、若者が子育てをするのは本当に大変なことだと思います。しかし親が子供を育てるのは当たり前のことです。 子供を子供として、子供を子供らしく健康に育てている家庭はどれほどあるでしょう。こんな時代だからと、子供が親に合わせた生活を送っている家庭は少なくないようです。 もちろん各家庭の事情があるのは仕方ありませんが、大人の都合に子供を付き合わせる事は決して賛成できません。夜遅くまで友人と外出する親と行動を共にする子供。子供は睡眠不足になり、それは子供にとってストレスとなり、睡眠不足が原因で集中力ない子供になってしまいます。 子供の健康、教育、精神の発展はひとつの人格を形成する大事なプロセスです。それを上手に手助けできる親でありたいものです。

子供の食事を考える

食事は生きていく為にかかせないもの。人はオギャーと産まれた瞬間から食を欲し、一生を終えるまで食べ続けなければなりません。そして食から病気になったり、食から病気を改善したりします。つまり健康とは健全な食生活あってのものです。

子供の頃から健全な食生活を習慣付けることが最も重要だと考えます。それを習慣づけるためには、まず親が規則正しい食生活をしなければならないでしょう。

大人の勝手にあわせて子供のリズムを崩していませんか?スナック菓子・清涼飲料水・ファーストフード。子供が好きな食品の多くはエネルギーが高く、太りやすい、そして栄養には偏りがあります。

肥満から始まり、大人がかかるような生活習慣病を招くこともめずらしくありません。

共働きで生活に追われていても、子供の食事管理は親の責任です。一日に食べるお菓子の量、朝食をきっちり食べさせる、夕食はできるだけ一緒に遅くならない時間に食べる。そして子供と一緒に食事を取ることも大切です。子供だけで食べると好きなものだけ食べたり、マナーを覚えなかったりします。子供の頃からの習慣はやがて大人になった時、食事に関しても健康に関しても自己管理のできる人に育つことでしょう。情操教育の場でもある食事を考える事は、彼等の人生に繋がる非常に大切な事なのです。

子供の体の異変

体力低下

1980〜2000年度までの20年間で、保育園、小学校、中学校でのケガ発生率が2倍近くに増えている事が2004年の新聞に掲載されている。転んで手首をついたなど、些細な転倒で骨折する子供が多いようだ。原因としては、食事のカルシウム摂取量減少や、外で遊ぶ時間が少なくなったことを挙げている。

また平成15年度体力・運動能力調査によると、走る、ボールを投げる、跳ぶ、すべてにおいて20年前と比較すると子供の体力は落ちている。

同調査では、高校生の体力・運動能力には、生活習慣との相関関係が見られるという分析がある。1日の睡眠時間が8時間以上になると、8時間未満より新体力テストの合計点は低いという結果がでている。 そして朝食を毎日食べている子供達の方が、食べない子供より合計点は高い。この調査を見る限り、寝すぎと朝食抜きは体力を低下させる、という結果である。

体の異変

そして体の異変も見られる。低学年でも視力が低下傾向にある。幼児期に視力が低下すると、遠近感や立体感を感じる能力が発達しないという可能性がでてくる。

その他の体の変化としては、身長はここ10年横ばいで変化はないのだが座高が少し高くなっている。 これは肥満傾向の子供の増加で、お尻についた脂肪が座高の伸びに繋がったのではないかとされている。

一方、良くなった点は虫歯が10年前と比べて半減している。衛生面に関心を持つ現代社会を裏付ける結果と言えるだろう。

体力低下の原因の対策

消えた遊び場

都会の中でも昔は空き地があり、それは子供達の格好の遊び場となっていた。自由な空間での遊びは子どもたちの身体能力を伸ばし、何をしたらケガをするか経験を通して学ぶことで危機管理能力を高めることができる。また集団遊びを通じて協調性を学んだり、想像力をかきたて好奇心を刺激し個性を伸ばす効果もある。

そんな遊びを大切にしようと、自由に遊べるプレーパーク(1979年に東京都世田谷区で日本最初のプレーパークができた)が作られた。 手作りの遊具などが置かれ、土の感触に触れ、穴を掘ったり自由な遊びができるようになっている。現在、プレーパークは全国各地に広がっている。

遊びから作られる体力・人格

今の子供達は大人社会同様、スケジュール管理され忙しい。習い事などが増え、クラスの友達と遊ぶのに電話で予定を確認しなければならない。遊んでいても習い事の時間が気になって遊びに集中できないというのである。

大人に管理された時間を過ごす子供は、子供らしい毎日を送れているだろうか? 放課後の子供達の一番大切な時間は大人の管理によって奪われてしまったのではないでしょうか?

習い事をいっぱいさせるより、子供同士が遊びの中で誰に教わるでもなく学ぶ事はその子の性格が育つ上でなにより大切ことだと考えます。

人とのコミュニケーションは大人の社会でもなにより大事です。仕事をする技術だけでは社会は渡っていけません。その人との付き合い方を学ぶ機会を大人達は子供から奪っていってるのではないでしょうか?もう一度、子供にとって良い教育を考えるべきです。

子供によく見られる病気

アレルギー

戦後の急激な西欧化によって日本人の生活環境が変化した事により、アレルギーが増えてきたと考えられています。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎はそれぞれ全人口の10%前後の患者さんがいると言われほどの罹患率なのです。

アレルギーは年齢に応じて変化していきます。赤ちゃんの時には食品が原因による腹痛・下痢などの消化器症状や湿疹など皮膚症状を起こし、2〜3歳になってからは花粉症などのアレルギー性鼻炎にかかる。ただひとつのアレルギー症状が重くなっていくことはなく、ひとつの症状が改善したら、次の症状が出るケースが多いようです。アレルギーは体質ですから、いつ何歳で発症するかは分かりません。

生活習慣病

生活習慣病の低年齢化は年々進んでいる。子供の症例が報告されている生活習慣病として、糖尿病と動脈硬化がある。 糖分の摂りすぎと脂肪分の摂りすぎで起こる病気である。健康診断で高コレストロール値であれば注意が必要だ。すぐに病気になるわけではないが、10代後半20代、30代で発病してしまう可能性が高いのです。今からという年齢で突然大病にかかってしまったり、亡くなったりする恐れがあるという事です。栄養のあるものをとっていても、お菓子やジュースを取りすぎていてはどうしようもありません。子供のうちから肥満に結びつくような食生活は早急に改善しましょう!

コンテンツ