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無農薬野菜
無農薬野菜・無農薬栽培と一言に言ってもその意味を知る人はほとんどいません。
無農薬野菜とは栽培している期間は農薬を使用していない栽培方法で作られた野菜のことをいいます。 一言に無農薬野菜と言っても実際は農薬が残留している土壌で生産されている野菜なども存在します。ただその野菜そのものには農薬を使用していないのでその場合でもその野菜は無農薬野菜と呼ばれます。 もちろん土も水も全く農薬を含んでいない、農薬が残留していないという完全無農薬野菜というのも存在します。このようにただ無農薬と言われていてもどの程度の無農薬なのかはっきり知ることができない部分、消費者にとっては大きな不安材料と言ってもいいでしょう。 しかし、近年では日本人をはじめ、世界中の人々の健康指向が高まってきているなか無農薬野菜は多くの人に知られ、摂取・消費されるようになりました。無農薬農法ではTVや雑誌などで一時期話題を呼んだお米のアイガモ農法がよく知られていますが、そのほかにもさまざまな農法があります。 例えば化学肥料を使わず鶏糞やその他の動物の糞などを成分とした肥料などがあります。堆肥にはカルシウムやマグネシウムが主に含まれているものなどがあります。 ただ、最近では牛や鳥の糞までも使用しない農家が増えています。牛や鳥の糞が例え肥料としては良くてもその元になる牛や鳥たちが化学肥料や抗生物質をえさとして摂取している可能性があるからです。こういったことで最近では微生物などを成分とした肥料などが農家に選ばれて使用されているようです。農薬を使用しない農法などは自然を相手にしている分、問題点も多くあり、手間もかかり農家や生産者にとってはとても大変なものです。 このように手間をかけ、時間をかけて育てているからこそ手間をかけず農薬を使用した野菜よりも健康的でよりおいしいといった消費者に喜ばれるようなすばらしい野菜たちが生まれるのです。 無農薬栽培何年か前までは、少ない労力で一定の効果が得られる点で農薬の使用が多くの農家で行われていました。 しかし、農作物に残留する性質(作物残留性)が高いもの、土壌への残留性が高いものなどがあったため農薬の使用は農薬取締法のよって農薬使用の基準が定められるようになりました。 無農薬農法をするにあたって害虫や雑草・作物の病気を予防したり、取り除くための薬を使わないこと、土中に自生する微生物など自然界の生命との連係を守り、土を育て、作物を育てる事、等以上のことをしなければなりません。 農家にとっては手間が増えるばかりでなく自然を相手にすることから、天候の如何、予想外の需要、害虫の大量発生など多くの課題がある為、難しい農法ですが、近年では多少値段が高くても安全な野菜を食べたいという消費者の意識が高まっていることから最近農薬を使わない農家が増えています。 しかし、果樹など、農家が無農薬でやりたくとも、どうしても、最小限の農薬を使わなければ、商品にならない農産物も実際には存在します。 一言に“無農薬”と言っても生産者にとってそれはとてつもなく大きな課題であり、まだ取り組んでいない生産者等については新たなチャレンジといってもいいでしょう。 有機栽培無農薬野菜とは化学肥料や化成肥料を使わずに枯葉、モミガラ、鶏糞、油粕などの有機肥料を使う野菜作りです。 有機栽培とは2年以上、果樹は3年以上無農薬・無化学肥料で栽培した田畑等で収穫した野菜や米のことをいいます。 ただ、化学肥料を使用していないからと言って有機栽培が良いとは言えません。 肥料として使用する鶏糞や牛糞・豚糞の元になる飼料に有害なものが含まれている可能性が無いとも言い切れないからです。 このように有機肥料を使用しているから安心だとか、化学肥料を使用しているから駄目などではなく、それぞれの肥料の長所をうまく生かして栽培し、一定の肥料に偏った使い方をするのではなく適材適所に使用するのも一つの方法だと言えるでしょう。 無農薬栽培における無肥料栽培無肥料栽培とは文字どおり肥料を与えずに作物を栽培することです。“無肥料栽培”と聞けばきっと多くの人が肥料も使わずに作物が育つのか?と疑問に思うでしょう。無肥料栽培とは作物を自然の営みの中で作り上げていく環境と肥料を与えなくても良いほどの良質の土を作ることですが基本です。無肥料栽培とは有機肥料すら使用しません。 本来、土と野菜は肥料がなくても育つ仕組みになっているのです。野山の野菜や作物が肥料もなしに育っているのはその良い例と言えます。それに、多くの農家の人達が体験的に肥料を与えれば与えるほど害虫が増え作物が病気になると実感しています。 無肥料栽培の野菜は良い点をいくつか挙げてみます。
など、とても自然と調和のとれた栽培法といえます。 自然の食物連鎖を破壊し、本来土の持っている力を弱めているのは農薬を使用している農家・味よりも、よりきれいな形・色の野菜を求める消費者つまり私達、人なのです。 まだ農薬のなかった時代何も与えなくても作物たちは育っていました。基本に戻るという考えも時には必要ではないでしょうか。 アイガモ農法
また稲作における雑草を食べ、イネ科の植物は食べないので、除草剤を使わなくて済みます。さらに水田中でアイガモの排泄する糞尿は、優れた有機肥料となります。また、アイガモは泳ぎながらくちばしや足で水田の泥水を掻き回し、水田内に酸素を供給し、水をかき回すことで、雑草の繁茂を抑える効果があります。また、稲の株元をくちばしでよくつつくため、株張りがよく丈夫な稲を育てます。 他にもアイガモを水田に放している間は農薬が使用できないため、水田周辺の生物が生き返るなど、自然環境が復元・保全されます。 こういったようにアイガモ農法は無農薬農法のなかでも一番理想的な自然農法と言えます。 ただアイガモ農法をすることによってアイガモの性質などをよく知っておく必要があります。 例えば田に入れるアイガモの数や田の水量を充分に保つことなどほかにもいろんな注意点がありますが、田の稲とアイガモの成長・性質を充分に理解することが多くのメリットを生むことに繋がります。 農薬の役割(必要性)農薬の存在とは農業のあり方を変えた大きなものでした。 農薬は害虫駆除や除草剤など農業において人員を削減でき、農作業も短時間で済ませられ、生産量も大幅に増量でき、また近年の農家の高年齢化等に適応した農法であると言えます。 最近では無農薬・自然栽培などの言葉がよく知られるようになり“農薬”といえばあまり良い印象を持つ人はいません。しかし、使い方、使用量などを間違えたりしない限り人体には影響を及ぼすものではありません。 農薬は日本だけでなく世界の食糧生産量を向上させ、食糧を安定して供給するには農業技術の重要な役割を占めていると思われます。 自然や人への農薬の影響日本は単位面積からすると世界で第1位の農薬使用国となります。 農薬は使い方・使用量を守れば自然や人の体にあまり影響のないものだといえますが、一度使い方を誤ったり、無認可の農薬を使用したりするとたちまち農薬は恐ろしい劇薬へと形を変え自然や人々に猛威をふるう事になります。 ここ近年では登録のない輸入農薬などにダイオキシンの成分が含まれていることがわかりました。 “ダイオキシン”とは一時期よく名前の知られた“サリン”よりも猛毒性があり水に溶け込んだり、土に残ってしまったりすれば簡単には取り除くことができません。また、人体や動物・自然にまでかなりの悪影響を及ぼすこと考えられます。 現在では母乳や人体からもダイオキシンが検出されるなど深刻な問題となっています。 ダイオキシンは発ガン性、神経毒性、染色体異常、遺伝毒性、催奇形性、慢性中毒症など、自分や家族のみならず子々孫々にまで害が及ぶ可能性を秘めていてとても危険な成分です。 すでに日本全国で餌付けしていたサルや鹿などの奇形も確認されており、それを裏付けるものとしてとても深刻な問題となっています。 家庭菜園も無農薬栽培法に家庭菜園をされている人の中にはたとえ半分害虫に食われても、残りの半分が収穫できればいいと割り切る人もいます。しかし菜園を続けていくうちに、もっといい野菜を作りたいと願うのも自然な気持ちです。そこである程度手間をかけて農薬を使わず身体に良い美味しい野菜を作ろうと無農薬栽培に挑戦する人たちも現在では多く存在します。なぜなら、安全で美味しく、栄養価の高い野菜を作ってこそ家庭菜園の楽しみがあるというものだからです。 家庭菜園で無農薬栽培ができるのか…. むしろ営利を目的としない家庭菜園こそ無農薬栽培がやりやすいと思います。個人のペースで無理なくでき、作った本人がその成果を実感できるという様に家庭菜園ならではの楽しみ方がより一層堪能できるのではないでしょうか。 家庭菜園での無農薬栽培を実行には気をつけなければいけない点が幾つもあります。
このように幾つかあげた以上に注意しなければいけない点がいくつもありますが、こうして身体に有害なのもを一切使用せずに作り上げた作物を見て一番満足できるのは無農薬栽培を実行した栽培者その人なのです。 日本の食糧自給率食料は、人間が生きていく上で欠かすことのできないものであり、健康で充実した生活の基礎として重要なものです。現在、日本の食料自給率は先進国の中でも最低の40%ほどしかありません。食生活の多様化や流通機関の発展により外国産の食物が簡単に手に入るようになりました。 あたりまえのように食べている食事ですが日本は食物のほとんどが輸入されています。人の身体にとって自分の暮らしている土地の食べ物が一番身体に良いと言われています。万が一食糧不足に陥ったとき日本という国はどうなるのでしょう。今一度食糧について考え自給率の向上をめざすべきではないでしょうか。 農作物の今昔日本には昔から“旬”と言う言葉があります。しかし、近年ではハウス栽培、養殖、冷凍技術の発達によって“旬”と呼ばれるものがなくなって、いつでも欲しいものが手にはいるという時代になり変わってしまいました。 いちごを例にとってみれば最盛期は4・5月のいちご。しかし最近では出荷量が最も多いのが3月。現在、いちごに至っては12月〜4月に出荷量が多いと言われています。あきらかに季節はずれのハウス栽培。お店に買い物に行くと促成栽培品と“旬”のものと見間違うほどです。 昔は“旬”といわれる時期にぎっしりと美味しさと栄養の詰まった食材を食すことができた楽しみがありましたが今現在では食材はどの時期でも手にはいり味・形に至っても何か物足りなさまで感じます。昔に比べ今の食材・食文化は充実しているように見え、実は不自然に感じている人が多く存在するのではないでしょうか。 |
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