ダンヒルの創業者であるアルフレッド・ダンヒルは、馬具専門製造卸売業を営む父の家業を1880年から手伝い始めます。そして1893年、21歳という若さで家業を継ぐこととなったアルフレッド・ダンヒル。時はちょうど自動車出現の3年後。アルフレッド・ダンヒルが家業を継いだ頃は、まさに自動車時代の幕開期だったのです。
アルフレッド・ダンヒルは、主な交通機関が馬車から自動車へと変わっていくことを確信していました。アルフレッド・ダンヒルは、自動車を愛する人々のニーズに応えることが今後の経営拡大につながることだと信じていたのです。
そして1902年、ロンドンのイースタンロードにカードライバーが望む必需品を提供するショップ「ダンヒル・モートリティーズ」をオープンさせました。「ダンヒル・モートリティーズ」が提供する商品は、どんな天候にも対応できるトランク、ドライバーの実用品である高度計、またメーターやランプ、クラクションなど、その独創性の高い作品の数々は瞬く間に注目を集めたのでした。
その後アルフレッド・ダンヒルは次の事業拡大のひとつとして、1907年、ロンドンのセントジェームス教区内デューク街で煙草専門店をオープンさせます。
アルフレッド・ダンヒルの哲学は「愛煙家が必要とするものを最高級の品質で提供すること」でした。その哲学のとおり、品質の良いパイプ、シガレット、葉巻などを提供し続け、1921年にはウェールズ公エドワード王子より英国王室御用達の称号を拝領することになります。
アルフレッド・ダンヒルは、その後も紳士用の皮革製品やライター、時計、ペンなど高級な品質でありながら実用的な作品を生み出し続けました。
現在のダンヒルは、ロンドン、パリ、ニューヨークなどの主要都市はもちろんのこと、世界各国でショップをオープンさせ、創業から100年以上たった現在でも高級総合紳士用品ブランドとして、世界中の人々に愛されています。
時計付きのライターで始めは、アルフレット・ダンヒルがあるビジネスマンに依頼されて作ったものでしたが、完成作品があまりにも見事だったため製品化したものです。
アルフレッド・ダンヒルは1930年にナミキと販売契約し、日本独特の漆塗装飾を施された作品を生み出しました。作品にはペン・ライター・メガネケース・フォトフレームなど多岐にわたり、大成功を収めたのです。ダンヒルとナミキの販売契約は現在も続いています。
ピカソが当時の愛人にプレゼントするために購入したライターです。初めて燃料バレルから燃料が流れ出る仕組みを採用したライターでした。
14カラットものゴールドから出来ている時計付きペンシルです。シルバー製も生産されました。
スチールで出来ている時計がついた鍵です。非常に珍しいダンヒル作品の一品です。
風防ガラスで覆われたライターで、海水魚が淡水魚をテーマにデザインされています。 ほかにもアルフレッド・ダンヒルは鳥をモチーフにしたデザイン、クイーンメリー号をモチーフにしたデザインなどを作っています。ダンヒルオリジナルのアクアリウムライターは優れた彫刻師が創作しています。
シガレットケース・シャープペンシル・ライター・ペンナイフなどがセットになったケースです。もっと複雑なモデルにはルーペや写真入れなどが付いているものもありました。初期の「アルフレッド・ダンヒル・コンペンディウム・ケース」は、1932年ゴールドスミス展覧会のデザイン部門で一位を獲得しています。
14カラットゴールド製のダンヒル・ローラガスライターです。エルヴィスのマネージャーであるパーカー大佐がエルヴィスに贈ったものでした。
このダンヒル・サイドカー・アンバーは「サイドカー」より軽量で、尚且つ耐久性のあるコレクションです。コハク色を意味する「アンバー」カラーが印象的なジャカードライニングが施され、厳選されたナイロン素材とビターチョコレートカラーで、どんなシーンにも合うように仕上げられています。
ダンヒル・カスタムは、70年代の英国スタイルが表現できるコレクションです。厳選された生地をイギリスから取り寄せ、エレガントなスーパーウールやゆったりとしたリンネルなどを表現しています。
シルバー製のキャップとブラックラッカー仕上げのボディが特徴の万年筆です。アルフレッド・ダンヒルが会社を設立した1893年にちなんで、1893本の限定販売商品です。
ダンヒル・ウェイファーは、手首にフィットするように人間工学に基づいて作られた時計です。フォーマルなシーンでさりげなく身に着けられるよう、控えめに仕上げられています。